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自己実現的予言

社会学や経済学に"自己実現的予言"という言葉がある。

これは例えば、ある社長がとある記者会見で

"このままでは、当社の株価は半分にまで落ちてしまう"と
失言した際、本当にその通りになってしまう現象である。

この結果に陥った背景には
まず、社長の失言を聞いた株主や機関投資家が、
"このままではまずい。すぐに売りだ!" と投げ売りを浴びせる。

一方、それらを見て
従来の業績や企業価値から、"この企業はまだまだ底固い"と
確信して長期保有に徹している株主まで
"社長の言うことは本当なのだ"と、狼狽売りを誘うことになる。

その間、市場には様々な情報が飛び交う中、
本当に社長の言う通りまで株価はもみ合いながら半分にまで下落してしまう。

そして半値になった時点で、"社長の言うことは正しかったのだ"と
株主が納得した時点で、下落はぴたりと収まる。



同じ実現をするならば、当然悪いことではなく、
いいことであってほしいと誰しもが思う。


たとえ、ビックマウスと言われようと
勝つ、という結果を出し続けている亀田兄弟を見て思う。


胸に秘めた静かなる闘志よりも、それをむき出しての有言実行が肝である、と。
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by tatsuostyle | 2007-07-11 23:57 | 軽めの話題

2014冬季五輪

先週、2014年の冬季五輪開催地がロシアのソチに決まった。
当初は韓国が優勢であったと聞いたが、プレゼンの場で
プーチン大統領が英語で気合の入ったスピーチをし、流れが変わったようだ。

さっそくyoutube で探して見ると
プーチンのスピーチフルバージョンが見付かった。

http://www.youtube.com/watch?v=_aNo3DxWaW4

記者会見を含め、公式の場でプーチンが英語を話すのは
あまり見たことがないが、非常にわかりやすい見事なスピーチで、
フランス語もおりまぜながら話しているようだ。

同氏は元KGB出身なので
母語のロシア語以外に、英語、ドイツ語、フランス語にも堪能だと聞く。
特に元ドイツ専門の工作員だったので、ドイツ語のスキルはネイティブ並だそうだ。

一方、敗れた韓国は
ノムヒョン大統領が韓国語でスピーチをしたが
やはり英語でないと、審査委員の心を掴みきれないか。

通訳を挟むと言葉は濾過され、迫力も半減する。
これはまぎれもない現実である。

2016年の夏季五輪に立候補している東京。

ここは今から石原知事に英語の特訓をしてもらって
プレゼンをしてもらうしかあるまい。

もっとも、
ブラジルが圧倒的に優位であることは変わらないが。
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by tatsuostyle | 2007-07-09 23:12 | 軽めの話題

アポカリプトよ

先日、メルギブソン監督作品の"アポカリプト"を見た。

舞台はマヤ文明時代。
とある村の集落が、マヤ帝国兵によって略奪され、
村は全滅。そして、男たちは都会へ奴隷として連行される。

連れられた男達は、太陽神に対する生贄として、ピラミッドの最上段の
祭壇にて生きたまま、心臓を切り抜かれる。

首と胴体は切り落とされ、ピラミッドの最上段から
ボールのように転がり落ちてくる。

後半は、サッカー選手のロナウジーニヨにそっくりな主人公が
追跡者を振り切り、村まで逃げ切るところが描かれる。

メルギブソン監督の作品は
見ている人が思わず顔を背けたくなるほどの、暴力的な描写が多い。

今回も期待を裏切らず、最後まで、
肉体的な痛みが、視界へ、そして脳裏に飛び込んでくるようであった。

物語は全編、マヤ語で演じられる。

緻密な時代背景の考察や、卓越した表現手法、
同監督の深い洞察力と、最後まで撮りきる執念には敬服です。


当時、栄華を極めたマヤ文明。

映画の最後には、黒船が岸辺に近づき、
宣教師とおぼしき欧州人がボートで上陸してくるところで終わる。

マヤ文明の
"終わりの始まり"が動き出す瞬間だ。


ふと、昨年行ったペルーを思い出した。

メルギブソンの次回作には、コンキスタドール(征服者)による
インカ帝国崩壊までのプロセスをぜひ描いて欲しいものである。



アポカリプト。

遺跡や古代の歴史、
バイオレンスが好きな人にお勧めの映画です。
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by tatsuostyle | 2007-07-09 00:01 | 軽めの話題

七夕よ

今年はどうもいつもより時間の流れが早く、ついこないだGWが終わったと
思ったらもう七夕である。


会社の近くに、七夕の時期になると、願い事を短冊に書いて吊るせるスペースがある。
毎年通りかかった際、想いを書き込んでいたのだが、
今年はそれがあることすらに気付かぬまま、七夕を迎えてしまった。


梅雨も間もなく終わり、
甲子園の出場を賭けた球児の熱い戦いが繰り広げられ、やがて
出場校が決まる。


何人かは会社を去り、新しいステージを迎える。

好むと好まざるに関わらず、刻一刻と時間は流れる。

残り半年、ぼやぼやとしてはいられない。
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by tatsuostyle | 2007-07-07 23:57 | 軽めの話題

戦友

夏にいつも旅を共にする同期がいる。
これまでエジプト、トルコ、上海、ペルー、香港とさまざまなところへ行ってきた。

そんな彼が今年、早々と行けない旨を伝えてきた。
公認会計士の試験勉強に集中するためである。

聞けば
毎日会社を退社した後、家に直帰してすぐ仮眠をとり
夜10時にむくりと起き出して、朝方まで勉強し、
その後また仮眠を少し取ってから出社するという生活をしている。

また彼は数年前、社会人大学に通って修士の学位を修了したばかりだ。

全く大した奴である。


"時間がない"

世の社会人が言い訳にする常套句であるが、
ないないとぼやいてばかりいるのでなく、作り出すための創意工夫を
しているかどうか。

また、絶対にそれを達成する、という意識が
DNAにまで落とし込まれているのかどうか。

自分の未来像実現のために。
鋼鉄の意志を持って今、継続して取り組んでいるか。

そういうことなのだろう。


私が社内転職に踏み切ったのも、彼が先にFA権を実行し
生き生きと働いているのを見たから。


ラットレースからファーストトラックへ。

Tよ。
これからもよき戦友で宜しく。
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by tatsuostyle | 2007-07-03 23:58 | ビジネス

テロと為替

ここ数日間、英国で自動車によるテロ未遂事件や空港への突撃事件が発生した。

もしや・・・と
今日一日の外為市場を見ると、ドル/円も落ちているが
ポンド/円が1円以上と大きく円高に触れている。

オセアニア通貨の豪ドル/円やNZドル/円、
そしてカナダドル/円、スイスフラン/円などは堅調に推移しているので
相対的に見て英国リスクが嫌気されたのだろう。


そういえば五月にロンドンへ行った際、チャイナタウンの付近で
急にパトカーや救急車が怒涛のごとく集まり、現場が封鎖されたことがあった。

交通は急に規制され、一般通行人も道を完全にブロックされ、
あたりにはものものしい雰囲気が漂っていた。

当時は何が起きているのか、よくわからなかったが、今回のニュースを聞くと
今回のような爆発の危険性がある不審車を見つけていたのでは・・・と感じる。

英国は警戒レベルを最高の5へと引き上げた。

状況はまだまだ予断を許さない。
これが急激に進んだポンド/円相場の調整の場となるか。


今月のポンドは要注意だが、危機は投資家にとって機会でもある。


さて、どこでエントリーしようか。
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by tatsuostyle | 2007-07-02 23:58 | 軽めの話題