中華ビジネスをより面白く、ニッポンをより熱く。家電メーカー営業マンが取り組む香港ビジネス奮闘記です。


by tatsuostyle
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誰を救うか

赴任前研修が続く。

異文化の考え方に関するケーススタディで面白い事例があった。
内容はこうだ。


妻、子供、母親と自分が乗ったボードが荒波で転覆した。
一人しか救えないというシチュエーション。その場合、誰を助けるのか、という
設問だ。


欧米の場合、次の回答となった。

1.子供   67%
2.妻     32%
3.母親    1%

愛する我が子を救うのが第一優先となる。
その考え方の根底には、生きる人生が長い順、というある意味合理的な
価値観がある。



では中国の場合はどうか。
答えは下記の通りだ。

1.母親  63%
2.妻    38%
3.子供   1%

欧米と大きく異なる。
中国は一人っ子政策だから、子供は何よりもかわいいはずでは?と
腑に落ちない方も多いだろう。

しかし、その根底には
「世界で一人だけ」、を優先する価値観がある。

子供はまた産めばいい。
また、妻はまた娶ればいいだろう。
しかし母親はこの世でただ一人だけしかいない。従って代替はきかない。


価値観は、それぞれの文化に根ざしたものであり、
単純比較できるものではない。

どちらもとても”合理的な”選択であり、
思わず目から鱗の、ケーススタディであった。
ちなみに日本は欧米と中国の中間で、妻と子供いう回答がやや多い。



窮地に陥った時、
貴方は・・・
家族の誰を救いますか?
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by tatsuostyle | 2008-04-15 23:51 | 軽めの話題