10ドルマーケティング
2007年 09月 01日
社内の研修でマーケティング上級講座を受講している。
知っているつもりの知識が、実はよくわかっていなったことが判明するなど、
新しい発見が多い。
ところで
海外では日系家電メーカーのマーケティング力について、
"10ドルマーケティング"と揶揄しているのを聞く。
その心は
市場調査の名のもと、営業や商品企画担当が定期的に海外に行き、
物見遊山的に店舗廻りをするが、そもそも滞在期間が短すぎて、
深いところまで把握できず、帰りに空港で2,3冊の家電マガジンを買って
それをネタに出張報告書を作成することである。
10ドルとはその雑誌の値段分の価値しかない、ということ。
旅をしていると必ず目につくサムソンのビルボード。
ここは!
という絶好のロケーションでは必ず韓国勢が抑えており、
華やかなネオンボードを設置され、街のパビリオンと化している。
日系企業がほとんど攻略できていないインド市場は
韓国勢の独壇場であり、サムソンは副社長クラスを派遣し、10年以上
根を下ろして担当させるという。
2-3年スパンで日本への帰国を余儀なくされる日系とは対照的だ。
10ドルを百万ドルにすることができるかどうか。
私たち営業一人一人が、どこまで市場に密着し、顕在するニーズを商品化へと
結びつけることができるか。
それには
マーケティング力も重要であるが
ものづくりを実現するため、より一層の、対内への営業力が問われている。
知っているつもりの知識が、実はよくわかっていなったことが判明するなど、
新しい発見が多い。
ところで
海外では日系家電メーカーのマーケティング力について、
"10ドルマーケティング"と揶揄しているのを聞く。
その心は
市場調査の名のもと、営業や商品企画担当が定期的に海外に行き、
物見遊山的に店舗廻りをするが、そもそも滞在期間が短すぎて、
深いところまで把握できず、帰りに空港で2,3冊の家電マガジンを買って
それをネタに出張報告書を作成することである。
10ドルとはその雑誌の値段分の価値しかない、ということ。
旅をしていると必ず目につくサムソンのビルボード。
ここは!
という絶好のロケーションでは必ず韓国勢が抑えており、
華やかなネオンボードを設置され、街のパビリオンと化している。
日系企業がほとんど攻略できていないインド市場は
韓国勢の独壇場であり、サムソンは副社長クラスを派遣し、10年以上
根を下ろして担当させるという。
2-3年スパンで日本への帰国を余儀なくされる日系とは対照的だ。
10ドルを百万ドルにすることができるかどうか。
私たち営業一人一人が、どこまで市場に密着し、顕在するニーズを商品化へと
結びつけることができるか。
それには
マーケティング力も重要であるが
ものづくりを実現するため、より一層の、対内への営業力が問われている。
by tatsuostyle
| 2007-09-01 22:46
| ビジネス