人気ブログランキング | 話題のタグを見る

中華ビジネスをより面白く、ニッポンをより熱く。家電メーカー営業マンが取り組む香港ビジネス奮闘記です。


by tatsuostyle
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

古典芸能への挑戦

今年は教養を深める1年、ということで
今月はいくつか古典芸能を鑑賞した。

鑑賞したものは下記の通り。

能…花筐(はながたみ)
狂言・・・茶壷(ちゃつぼ)
文楽・・・義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)

全てが初トライだ。
能、狂言は室町時代の頃は猿楽と呼ばれていて、観阿弥・世阿弥が有名だ。
文楽は、人形を使った人形劇で人形浄瑠璃と呼ばれていた。
そういえば、昔日本史の授業でやっていたなぁ・・

狂言は室町時代の言葉、室町口語による会話劇であり、鑑賞後の感想として
ストーリーもユーモアに富んでいて楽しめるものだった。

一方、能と文楽はプログラムガイドのセリフを読まないと、
全くストーリーが理解出来ない。

文楽は、弾き語りの人のセリフが電光掲示板に映し出されたが
話し言葉が全く聞き取れないのだ。
まるで異国の言葉を話しているようで
日本語なのに何を言っているのかまるで理解できない。


能も似たようなもので役者とバックにいる弾き語りの人のセリフが
同じように何を言っているのか、これまた理解不能だった。


会場には小学生や、外国人もいたが
間違いなく、???という気分に違いない。


これらは
長い歴史があり、日本が誇るべき芸能であるのはわかるが
オペラやミュージカルのように、言葉が分からなくても雰囲気が楽しめる、
というわけにはいかないようだ。

日本マニアの外国人でも、鑑賞を楽しむくらいまでに
行くにはハードルが高すぎるように思う。

よって、古典芸能は狂言から始めるのがビギナーにとって馴染みやすいと思う。

次回は歌舞伎に挑戦するとしよう。
by tatsuostyle | 2007-02-25 23:57 | 軽めの話題