Trip in Cairo3
2005年 09月 03日
悠久の
ナイル川でナイトクルージングをし、エジプトの風を感じる
今回の旅を通じてまた一つ、人生の野望を実現することができた。
昼間のカイロは気温40度超えに近い、激アツの気候であったが、夕方からは
涼しくなり、日が沈むと非常に快適になる。
水平線のかなたに沈みゆく紅色の太陽を見つめながら、じわじわとアフリカの
最北端にいることの現実を実感する。
参加したクルーザーはゆうに100名は搭載できそうなタイプであったが、
出航した際、最終的な乗客は6名と、なんと客船乗務員の方が多いことになった。
つまり、限りなく貸切に近いクルージングなのである。
こんなに客が少ないと、ショーバンドも気落ちして手抜きするかと思いきゃ、
この限られた人数だけならではの、一種独特な一体感を楽しんでいる。
バンドは数曲、ファンキーな曲を演奏した。
突然
ドラムのおっちゃんが、おもむろに私にスティックを向け、
「今日はジャパンから来た友人に、この曲を贈るゼ!」
と、吼えた。
軽快なドラムワークとギターから奏でられるハーモニー。
イントロが始まる。
くわっと
ボーカルが目をぎょろつかせて私を直視しながら、歌い上げた。
うっ・こ・これは・・!
「♪イェ~~イ!
キミヲスキデヨカッタ~ コノママズット~ ズット~ シヌマデハッピー~♪」
そう、
ウルフルズの名曲、「バンザイ」である。
ちょいと変な発音があるが、音感は抜群だ。
まさか、日本からかくも離れたこの地で、
エジプシャンが熱唱するとは。。。
♪
つまらないことなんか したくな~い
カッコつけずにゆこ~う
作り笑いなんか したくな~い
だから Baby Baby
そばに そばに そばに おいで
Oh yeah 君を好きでよかった ♪
くぅ~
エジプシャンが歌っても最高だ。
その後もこの奇妙な、
宴は盛り上がり、ほとんどプライベート空間と貸した船上で、
私達はベリーダンサーとからみながら踊り、
奇妙な回転演舞系のダンサーにぐるぐる廻され、
アルコールをしこたま あおった。
その後、どうやって帰ったのか。。。
ホテルに戻るなり、ベットに倒れこんで爆睡した。
今思い出しても
まさに夢のような、酔狂な一夜であった。
一連の旅を終え、今は日本に戻り仕事モードの日々を送っている。
トルコ・エジプトとイスラームの文化・価値観に触れ、多くの現地人との
会話を通じて、自身何か変わったと思うのだが、それが何なのか、
まだよく掴めない。
一つだけ言えるのは、未知なる場所への旅はゾクゾクするほど楽しいことだ。
再び風を、文化を、そして歴史を感じる旅へ
次なる候補地を模索する日々は続く
ナイル川でナイトクルージングをし、エジプトの風を感じる
今回の旅を通じてまた一つ、人生の野望を実現することができた。
昼間のカイロは気温40度超えに近い、激アツの気候であったが、夕方からは
涼しくなり、日が沈むと非常に快適になる。
水平線のかなたに沈みゆく紅色の太陽を見つめながら、じわじわとアフリカの
最北端にいることの現実を実感する。
参加したクルーザーはゆうに100名は搭載できそうなタイプであったが、
出航した際、最終的な乗客は6名と、なんと客船乗務員の方が多いことになった。
つまり、限りなく貸切に近いクルージングなのである。
こんなに客が少ないと、ショーバンドも気落ちして手抜きするかと思いきゃ、
この限られた人数だけならではの、一種独特な一体感を楽しんでいる。
バンドは数曲、ファンキーな曲を演奏した。
突然
ドラムのおっちゃんが、おもむろに私にスティックを向け、
「今日はジャパンから来た友人に、この曲を贈るゼ!」
と、吼えた。
軽快なドラムワークとギターから奏でられるハーモニー。
イントロが始まる。
くわっと
ボーカルが目をぎょろつかせて私を直視しながら、歌い上げた。
うっ・こ・これは・・!
「♪イェ~~イ!
キミヲスキデヨカッタ~ コノママズット~ ズット~ シヌマデハッピー~♪」
そう、
ウルフルズの名曲、「バンザイ」である。
ちょいと変な発音があるが、音感は抜群だ。
まさか、日本からかくも離れたこの地で、
エジプシャンが熱唱するとは。。。
♪
つまらないことなんか したくな~い
カッコつけずにゆこ~う
作り笑いなんか したくな~い
だから Baby Baby
そばに そばに そばに おいで
Oh yeah 君を好きでよかった ♪
くぅ~
エジプシャンが歌っても最高だ。
その後もこの奇妙な、
宴は盛り上がり、ほとんどプライベート空間と貸した船上で、
私達はベリーダンサーとからみながら踊り、
奇妙な回転演舞系のダンサーにぐるぐる廻され、
アルコールをしこたま あおった。
その後、どうやって帰ったのか。。。
ホテルに戻るなり、ベットに倒れこんで爆睡した。
今思い出しても
まさに夢のような、酔狂な一夜であった。
一連の旅を終え、今は日本に戻り仕事モードの日々を送っている。
トルコ・エジプトとイスラームの文化・価値観に触れ、多くの現地人との
会話を通じて、自身何か変わったと思うのだが、それが何なのか、
まだよく掴めない。
一つだけ言えるのは、未知なる場所への旅はゾクゾクするほど楽しいことだ。
再び風を、文化を、そして歴史を感じる旅へ
次なる候補地を模索する日々は続く
by tatsuostyle
| 2005-09-03 00:35
| 軽めの話題