採用活動も佳境に入り、週末であるが終日新卒採用の面接を行う。
近年は日本に留学している外国人からの応募も多く、
中国・韓国などのアジアの学生も多々見受けられる。
中には金髪で日本語が流暢な女性応募者もおり、
リア・ディゾンではないが、遂に黒船来襲か、
と感じずにいられない。
日本の"新卒定期採用"という仕組みは、世界でも珍しい。
各国は普通、採用を通年で行い、学生だろうが、社会人だろうが
同じスキームで評価し、選定を行う。
今年は"超"がつくほど、
学生にとっては売り手市場だが、日本以外の国では若年層の就職は容易ではない。
フランスでは、履歴書の段階で
住んでいる住所や名前で、移民とわかった途端、門前払いされる。
生まれや生い立ちで事実上、ノーチャンスだ。
名前をフランス風に変え、住所を変えるという涙ぐましい努力で
面接まで辿りつけても、内定までの道のりは非常に厳しい。
自由と民主の国も、こと雇用に関しては閉鎖的であり、差別が存在する。
また、中国では
大学卒者数が500万人と、2,000年時から5倍も増え、
就職難時代となっている。
経済が10%近い成長であるのに、就職ができないという事実。
それは、依然産業におけるサービス業のウェイトが40%と低く、
受け皿が小さいためだ。
(日本は70%)
第二次産業が中心の中国において、工業型・労働集約型の産業は、
単純作業が主であり、大卒レベルの人材を求めていない。
むろん、マネジメントができる人材は市場で不足しており、旺盛な需要があるが
大卒にそのスキルはまだない。
結果、アンバランスな需要と供給の関係が生まれる。
就職活動戦線も、この2週間で峠を越える。
他国を尻目に、
日本の学生は、時代が生んだこのまたとない機会を、
夢実現のため、しかと掴みとってほしい。
近年は日本に留学している外国人からの応募も多く、
中国・韓国などのアジアの学生も多々見受けられる。
中には金髪で日本語が流暢な女性応募者もおり、
リア・ディゾンではないが、遂に黒船来襲か、
と感じずにいられない。
日本の"新卒定期採用"という仕組みは、世界でも珍しい。
各国は普通、採用を通年で行い、学生だろうが、社会人だろうが
同じスキームで評価し、選定を行う。
今年は"超"がつくほど、
学生にとっては売り手市場だが、日本以外の国では若年層の就職は容易ではない。
フランスでは、履歴書の段階で
住んでいる住所や名前で、移民とわかった途端、門前払いされる。
生まれや生い立ちで事実上、ノーチャンスだ。
名前をフランス風に変え、住所を変えるという涙ぐましい努力で
面接まで辿りつけても、内定までの道のりは非常に厳しい。
自由と民主の国も、こと雇用に関しては閉鎖的であり、差別が存在する。
また、中国では
大学卒者数が500万人と、2,000年時から5倍も増え、
就職難時代となっている。
経済が10%近い成長であるのに、就職ができないという事実。
それは、依然産業におけるサービス業のウェイトが40%と低く、
受け皿が小さいためだ。
(日本は70%)
第二次産業が中心の中国において、工業型・労働集約型の産業は、
単純作業が主であり、大卒レベルの人材を求めていない。
むろん、マネジメントができる人材は市場で不足しており、旺盛な需要があるが
大卒にそのスキルはまだない。
結果、アンバランスな需要と供給の関係が生まれる。
就職活動戦線も、この2週間で峠を越える。
他国を尻目に、
日本の学生は、時代が生んだこのまたとない機会を、
夢実現のため、しかと掴みとってほしい。
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by tatsuostyle
| 2007-04-08 22:43
| ビジネス