中華ビジネスをより面白く、ニッポンをより熱く。家電メーカー営業マンが取り組む香港ビジネス奮闘記です。


by tatsuostyle
カレンダー

<   2007年 09月 ( 19 )   > この月の画像一覧

世界歴史への探求

遂に届いた。

岩波講座の世界歴史全集31冊。


これまで東京神保町の古本街で捜すも、バラで売っていたり、
値段が高かったりと、なかなか条件のよいものが
見つからなかった。

今回、本屋を経営する先輩より
全集送料込みで8,500円で入手することが
でき、とてもよい買い物が出来たと思う。
中古だが保存状態がとてもよい。




今、世界は大きな変化のうねりにいる。

サブプライムショックやイラク戦争により、
アメリカの経済的・軍事的な衰えがいよいよ
明確になってきた。

ロシア、中国、インドが台頭する一方、中近東はますます
キナ臭くなり、南米は一致して反米的なスタンスとなり
アジアも北朝鮮やミヤンマーの今後の見通しが読めない。


一つだけ言えるのは、アメリカ一極的な構造から
世界は”多極化”へ向かうということ。


10-20年スパンでこれから世界はどう変化していくのか。

過去の歴史から学び、
自分自身にとって、その中でどういう成長機会を見出せるか。



これからの秋の夜長に、

先人が歩んだ軌跡と知恵をしかと探求をしていきたい。
[PR]
by tatsuostyle | 2007-09-30 09:47 | 軽めの話題

誘いのオファ

仕事で接点のある事業部がある。

出張でそこの事務所に行く度に、とある方より
「君ィ うちに来る決心はついたか?」
と言われる。


要は、今の部署からウチの部署へ来ないか、という
誘いである。そこも海外営業部隊であるが、ある程度
内幕も知っている上、彼得意のジョークだと思い
いつも笑いながらやんわりとかわしてきた。


今日、私の上司とその方を交えた会議を行い、終了後
昼食を共にした。

オーダーを終え、彼は開口一番、
「で、来年の4月、ウチに来るよね?」とのたまう。

私の上司も苦笑いである。


昼食中、話のオチに数度、同じような振り方をしてきた。


私は今日まで、その方はいつも冗談で言っていると
思っていた。しかし、今日の執拗さを見ると実は
結構本気だったことがわかった。


声を掛けられているうちが華。


今後の進路は、この半年間、よく考えるとしよう。
[PR]
by tatsuostyle | 2007-09-28 23:07 | ビジネス

転機を迎える人たち

10月に新しい職場へ転職する方が挨拶に来た。

その人とは3年近く一緒に仕事をした他部門の先輩であるが、
FA権を行使して新天地へ異動するそうだ。

今年、私の周囲で転機を迎える人がとても多い。

辞職して社外へ移る人、FA権を行使して社内転職をする人、
はたまた海外へ赴任する人など。
ほとんど毎月、誰かの送別会に参加している自分がいる。


かくいう自分自身も今の職場で4年目を迎える。
時期的にも、新しいステージにチャレンジをせねばなるまい。

私は常にチャレンジングな仕事をし続けたいと思っている。
仕事は極力楽で給料は安定、ということを理想とする人も
いるが、私はその価値観にはどうしても賛同できない。
むろん、職業観は人それぞれだが。


一つだけ確実にわかっているのは、
08年、私には大きな転機が待っているということ。
どのようなプロセスを経て変わっていくのか。その模様を
今後この場にも書きたいと思う。


この半年間に書く日記。

後から振り返った時に、
とても意味深なものになっていくだろう。
[PR]
by tatsuostyle | 2007-09-27 00:49 | ビジネス

世界で月と

明日26日は中秋の名月。
香港を含め、中華圏は中秋節で休日となる。

休日の夜、家族と、友と、恋人らと月を愛でる。
実に風流ではないか。

満月は27日とのことだが、既に今宵の夜は満月に見える。


香港、北京、上海、タイ、バンコク、チェコ、マレーシア、シカゴ、NY、ドバイ、
シンガポール、サウジアラビア etc・・・


かつて一緒に仕事をしてきた同期や同僚、先輩らが赴任しているかの地で

見上げる月は、どんなものだろう。
[PR]
by tatsuostyle | 2007-09-25 23:57 | 軽めの話題

環境とレモン

香港出張から戻る。

商談をする度に、沢山の課題が判明し、解決半ばで日本に帰ってくる。

現在担当している商品は、どれも早急な対策や巨額の販促費用が
求められている。
また、本来商談を通じて決定した事項が、流通ディーラー、店頭に
落とし込まれているかきっちりと巡回して見届けたいところだが、
限りある時間がなかなかそれを許さない。

自分を現地に半年でも張り付かせてくれたら、もっと成果を出せるのに・・・と
痛感するが現在の"出張ベース"という仕事形態のせいにしてはいけないだろう。


うまくいかない理由を"環境"のせいにすると、成長は止まる。

私自身が、創意工夫をして仕事のやり方を変えねばならないのだから。


そう言いながらも、私はかつて国内営業時代、パワハラ上司、先輩に
日々痛めつけられ、不遇な環境を呪った時期があった。


そんな時、他部門の同期らと飲み会でのこと。
海外関連の部門にいる連中から

"環境じゃないって。人はどこでも成長できるもんだよ"
と言われ、

"環境に決まってんだろうがっ! ぬるい仕事をしているお前に何がわかる!!"
と吼えたことがある。

あの頃は、環境を変えることでしか人生は変えることができないと思っていた。



現場でもっと深堀り活動をしたい、という思いを今の形態で
できないのであれば現地に自分の想いを実行してくれる分身を
増やすしかない。


その商品をやるに足るうま味を伝え、その気になってもらうこと。
そのために必要な原資やツールを事業部と交渉してもぎ取り、
支援をすること。
成果が出ないときは、他国の成功事例をシェアし、継続することを
やめないようにモチベートすること。

彼ら香港人と腹を割って話しができるよう、私自身広東語の勉強をして
4年が経ち、今ではちょっとした漫談やスピーチが披露できるレベルになった。
i-tuneから広東語コンテンツをダウンロードし、i-podで聞く。
ITの進化は勉強の環境すらも変えてくれた。



デール・カーネギーの名著"道は開ける"に

"レモンを手に入れたらレモネードを作れ"という言葉がある。

この場合、レモンは"不快なもの"という意味であり、

このメッセージの肝はマイナスをプラスに変える能力を持て、だ。



今、自らを取り囲む環境を打破するために

私はレモネードをしこたま作りこんでいくとしよう。
[PR]
by tatsuostyle | 2007-09-23 22:33 | ビジネス

止まらない商品価格

今回の香港出張も、
客先に対する値上げ要望、という重いテーマである。


近年の商品市場での価格上昇トレンドは05年から顕著となり
鉄、銅、ニッケル、亜鉛などほとんど全てのマテリアルが上昇している。


8月17日の米サブプライムショックによる全世界的な株価暴落で
換金を急いだファンド勢が大量の売りを行い、一時的に商品価格は
上げ止まったかに見えた。

しかしながら、先日18日の米FRBによる0.5%の金利下げを市場は好感、
ダウや日経、ハンセン指数を含め世界の株価は一転して高騰し、
再び投機的な資金が商品市場に流入して価格が上昇し始めた。


近年の商品価格の高騰は
世界的な景気拡大、特に中国の需要急増が招いていると
言われているが、やはりファンドなどの投機筋の存在が大きいだろう。


この傾向は中国の北京五輪、上海万博まで続くとも言われ
もはやあらゆるメーカーにとって、資源・材料高は深刻な経営課題である。


しかし、
永遠に上り続ける相場は歴史上存在しなかったように、
いつの日か、カタストロフィーの時が来る。


その引き金を引くのは
バブルの中国か、景気後退が見え始める米国か。



どちらの国からも、とてつもない影響を受ける日本の脆弱性。

財布を防衛するためにも、
より一層、世界情勢から目を離せそうにない。
[PR]
by tatsuostyle | 2007-09-21 23:58 | ビジネス

さらば戦友よ

いつかこんな日が来るとは思っていた

ただ、それは少しばかり予想より早かった-



再び出張で香港に来た。

夕刻、社員もまばらな客先事務所にて、
いつもやり取りをしている現地スタッフに呼び出され、
出し抜けに転職することを伝えられた。



彼女とは2年近く、某商品の香港導入で苦楽を共にしており
また、短期間ながら日本にも研修に来ていた。

今年、新規投入した新商品の販売は上向いており、
年末に向けてさらなる市場拡大を狙った矢先の話であった。



以前にも書いたが
香港はとても転職が盛んな社会であり、特に好景気の今、
キャリアアップと好条件・待遇を求めて、彼らは転職を
繰り返す。


日本的感覚であれば、頻繁に転職をすることは
人間性に難ありと見たり、能力について疑問視する向きも
あるだろう。

しかしながら、日本以外の国では年収アップの方法は
同一企業に勤め続けることではなく、転職を繰り返すことで
実現する。

それは合理的な判断であり、私たちは日本的価値観で
その行為を組織に対する忠誠心の欠如と見なしがちだ。


そのマインドを持ち続ける限り、
これからも海外で展開する日系企業は現地人材の
流出を止めることはできないだろう。



"そうか・・・ いつが最終日?"

"来月頭。貴方とこの事務所で会うのも今回が最後でしょう"




一緒に深く仕事を取り組んだ戦友が離れていくことは
とても寂しく、切ない。


しかしそれは香港を含めた現実であり、
私はこれからも、幾度なく直面していかねばならないだろう。




短期間ながら ・・・
君とはとてもいい仕事が出来たと思う。


その巡り合いに

感謝します。
[PR]
by tatsuostyle | 2007-09-19 23:19 | ビジネス

経験を本にする

05年の2月からブログを開始して、この記事で334本目になる。

その時その瞬間に感じた感情を、なるべくリアルに書き残すようにしている。
一方、仕事について突っ込んだところを書こうとすると機密漏洩になるので
あまりここでは触れられない。


私は、実体験に基づいたネタをベースに
将来幾つかのビジネス本を書きたいと思っている。
今のところネタは3つある。

1.壮絶なパワハラ体験を乗り越えて、新しい人生の道を見つけ出す
2.某新規商品の香港導入、市場普及していく過程で香港・日本側で起きた
  激突、衝突の軌跡
3.リクルーター日記 


2について、自身が2年半近く携わってきた商品が遂に市場シェアNo.1を獲得した。

素材として、日経ビジネスが取材に来てもおかしくないと
思っているし、日本を元気にすることができるネタだと確信している。
(記者よ、早く来い!)

実名を出すといろいろまずいこともあるので、ここはビジネスフィクションを
検討したい。



書籍化する日が来た際は、またここで発表します


ご期待ください
[PR]
by tatsuostyle | 2007-09-18 00:15 | ビジネス
昨日に引き続き、事業部の会議に参加する。

今日は某商品についての、各国での開拓・推進事例に ついて
ディスカッションを行うセッションであるが、
その中でイランのケーススタディがあった。

イラン。
核開発疑惑で国連から経済制裁を受けている国であるが、
かの国とも商売はある。1200万人の人口を抱える
首都テヘランでの市場開拓の取組みはなかなか興味深い。

イランからは4名の出席があり、皆流暢な英語を話す。

私にとって、イラン人とは学生時代に代々木公園で
テレホンカードを買ったことくらいしか接点がない。
あの頃は、本当に沢山のイラン人が原宿あたりに
いて、皆日本語が巧みであった。
さすがペルシャ帝国の末裔。語学スキルは高い。


会議の公用語は英語であるが、私がどうしても
聞き取れなかったのは、ニュージーランド人の英語であった。


ベルギー、南アフリカ、アメリカ、マレーシア、
シンガポール、台湾、トルコの出席者が話す
英語は問題なく聞き取れた。

しかしそのNZ人の英語は本当に何を言っている
のか、全く理解ができない。英語に聞こえないのだ。


彼女が話す英語?を日本側メンバーが
アーハァとか オウ イェース とか言っていて、
相当にショックを受けたものである。



各発表者のプレゼン、これが相当勉強になった。
皆、まるでこれがルールかのように、
冒頭にジョークを織り交ぜ、場の雰囲気をほぐす。

ネタがウィットに富んでいて、
上手い!とひざを打ちたくなる軽妙さ。


くぅ
負けてらんねぇや。
[PR]
by tatsuostyle | 2007-09-14 22:44 | ビジネス

The world is flat

事業部の国際会議に参加した。
全世界から25カ国、50名以上の参加者で、なかなかの規模である。


来賓は
北米、南米、アジアのほか、中近東や欧州、アフリカからの参加で。
人種の多彩さに、会場はちょっとした国連のような雰囲気で
なかなか興奮するものがある。



工場見学のセッションにて
現在、国際情勢の中で一触即発にあるアメリカとイランが同じ組となり、
領土・主権問題で揉めている中国と台湾が夜の懇談会で同テーブルとなり、
また、軍事政権による深刻な人権弾圧が非難されているミャンマーからも参加が
あった。


その組合せは大丈夫か・・・?



結局、
全てのプログラムは滞りなく進行し、懸念されていたような
気まずい雰囲気もなかった。


私達は
"国家"という、全体主義で、権威的なものが主となると
そこの国民全てがそうであるかのように、全てをネガティブに捉えてしまうのだろう。


普段、テレビや新聞の報道でしか、世界の情勢を知りうることができない。
そのため、とかくステレオタイプな感覚を持ちがちである。


個人ベースで付き合うととても気持ちがいい連中ばかりだった。



今回、海外からの参加者の中で、大学時代に留学していた大学の
クラスメートとばったり再会した。


私は気付かなかったが、先方から声をかけてきて
私達は10年ぶりの再会を果たした。



なんたる数奇な巡り合い!


こんなことって本当にあるのか。。。



私が想像するよりも、世界は狭い


フラット化する世界を実感した夜であった
[PR]
by tatsuostyle | 2007-09-13 21:50 | ビジネス