中華ビジネスをより面白く、ニッポンをより熱く。家電メーカー営業マンが取り組む香港ビジネス奮闘記です。


by tatsuostyle
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<   2007年 03月 ( 18 )   > この月の画像一覧

汚い爆弾

英語のディクテーションクラスに通い続けて3年半。

入社した際、ろくに英語を話せなかったが
ビジネス英語でやり取りできるレベルになったベースはここで培われたと
いってもよい。


クラスでは毎週様々な時事ニュースを題材とする。
外交、軍事・安全保障、貿易、国際情勢・・・
ネタは毎回異なり、たまにはっとするようなニュースに出くわす。


今回は
"クラスター爆弾"についてのニュースだった。


この爆弾は1つの親爆弾に、数個から数百個の子爆弾が含まれ、
爆撃機などで、空中から投下され、親爆弾は炸裂して広範囲に
子爆弾を撒き散らす。

子爆弾の不発率が4割と高く、市街地や郊外などに残った不発弾は
戦争後、一般市民にとって大いなる脅威となる。
昨年のレバノンでのイスラエルとヒズボラとの戦闘でも使用されたという。

子爆弾はテニスボールくらいの大きさで、黄色など、
カラフルな色であるため、子供がおもちゃと勘違いして近づき、うっかり触れて
手足が吹き飛ばされる。。。


今年の2月、ノルウェーのオスロでクラスター爆弾禁止条約締結に関した
国際会議があり、49カ国が参加。日本も参加している。


このような非人道的で無慈悲な殺戮兵器。
当然、参加国が一致して禁止に向けて賛成すると思いきゃ、
廃止に不支持の国が3カ国。




その3カ国はポーランド、ルーマニア、そして・・・

日本である。


廃止に難色を示しているアメリカ、ロシア、中国がこの会合に不参加であるため、
日米同盟を重視する日本はアメリカに気兼ねして、不支持に廻ったのだろう。


戦後61年が経過。
未だ、Noと言えない日本の姿がここにある。
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by tatsuostyle | 2007-03-31 23:29 | 軽めの話題

海外ルポ

社内のイントラネットで
海外に駐在している社員が、現地概況を紹介するコーナーがある。

発信源は
アメリカ、中国、アジア、インド、ブラジル、中近東、欧州、ロシア・・・ 
世界の様々なエリアからだ。

杓子定規的に、家電市況をさらりと紹介するだけの人もいれば
現地の美しい景色や、プライベートの写真、ローカルスタッフとの集合写真を
掲載する人もいる。

中にはローカルのマル得情報や、現地で私はこんなこと変わったこともやってます、
という面白ネタを報告する人もおり、性格が出ていてなかなか興味深い。




ところで
自社の現在の社長は
海外出張した際、ブログのような形で全社にその感想を発信している。

海外での機関投資家との会合や、
中近東、中欧、中南米巡業を通じての所感など、
私の知らない世界が多々触れられていて、実は密かに更新を楽しみにしている。



一般的に、
企業の中で社員とトップとの距離はありすぎて、
経営者の顔はもとより、本人が何を考えているのか、わからないし
想像だにできない。

生エピソードの紹介を通じ、トップの人間臭さが滲み出た時、
私達は無機質な組織にいるのではない、ということを実感する。


経営者は、自分の所感の発信など、
手間のかかる面倒くさいことはしなくてもいいし、まめに更新する義務もない。

それをあえて行う。
そのことに意気を感じる。



今年に入って早くも3ヶ月が経過。
このブログは月平均16件で更新を行っている。

私も社長に負けず、
様々な切り口で鮮度の高いネタを発信し続けるとしよう。


皆さんのご愛読、
引き続き宜しくお願い致します。
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by tatsuostyle | 2007-03-30 23:57 | ビジネス

さらば、ホワイトカラー

先月まで ホワイトカラー・エグゼンプションという言葉が
よくメディアで取り上げられていたが、最近はぱたと聞かなくなった。

安倍政権が、夏の参院選を控えているため、まずは選挙対策に
問題を先送りにしたと言えよう。


この言葉を初めて聞いたとき、
昔はやった漫画、"聖闘士聖矢"の必殺技を思わず連想した。

聖闘士聖矢に登場する、黄金聖闘士 (ゴールドセイント)は下記の必殺技を使う。

水瓶座のカミュ  オーロラ・エクスキューション
双子座のサガ  ギャラクシアン・エクスプロージョン
牡羊座のムウ  スターライト・エクスティンクション

この技の前にそれぞれ"ホワイトカラー"を当てはめてみると・・・

ホワイトカラー・エクスプロージョン
ホワイトカラー・エクスキューション
ホワイトカラー・エクスティンクション


ホワイトカラーらが
爆発(explosion)して、
処刑(execution)されて、
さらには死滅(extinction)させられる。

おぉ
法案名のエグゼンプション(exemption) 、除外という意味から
そう遠からず?!ではないか。


カタカナでの言葉遊びが好きな役人たち。

いっそ、expectation だとか、evolution だとか
少しは前向きそうに聞こえる名前にしたらどうかな。
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by tatsuostyle | 2007-03-29 23:59 | ビジネス
今月は電機業界に立て続けで、大きな変化が訪れた。


三洋電機の会長、社長は遂に辞任を余儀なくされる一方、
日本ビクターも外資ファンドに売却され、いよいよファンドによる解体がはじまる。


わずか数年前、三洋はエクセレント企業として
雑誌によく持ち上げられていた。

デジタルカメラ、携帯電話、電池、洗剤不要の画期的な洗濯機・・・
利益、話題性に事欠かず、まさに飛ぶ鳥を落とさんばかりの勢いであった。



またその頃、
三洋は幹部候補生の早期育成にも力を入れていて
確か日経ビジネスの記事だったが、入社1年目の若手社員が
グループ企業の年金プランを策定し、2年目にシンガポールへ赴任して
リーダー的な仕事を与えられている、という記事があった。


同じ業界で、こんなにも違うのか・・・

その頃はそう想わずにはいられなかった。

彼は・・・
一体今どこで何をしているのだろう。



また、
日本ビクターもかつて黄金時代を誇った名門企業であり、
VHSの成功があまりにも有名だ。
今でも欧州でのブランド力は高い。


三洋も日本ビクターも、
これから支援母体である金融団から役員やら実務部隊が大量に送り込まれ
事業単位ごとの査定を経て切り離し、売却が加速するだろう。



ビデオデッキ、パソコン、携帯電話、薄型テレビ・・・
電機業界には次々と社会を劇的に変化させる画期的な商品が生まれては、
市場が飽和すると過当競争に陥る、という逃れられない宿命がある。


普及ステージにおける爆発的成長の最中、密かに進行している
 "終わりの始まり"。




平家物語でおなじみのうたがある。


祇園精舎の鐘の声    諸行無常の響きあり
   
沙羅双樹の花の色    盛者必衰の理をあらわす
   
驕れる者久しからず   ただ春の夜の夢の如し
    
猛き人もついに滅びぬ  ひとへに風の前の塵に同じ


春の息吹が近づく中、
当事者にとってこの状況は、
まさしく"春の夜の夢"であってほしいと、切に願っているだろう。



これら一連の出来事は対岸の火事ではない。

明日は我が身であり、私達の業界はこれからも非連続の衝撃と戦い続けねばならない。

そういうことだろう。
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by tatsuostyle | 2007-03-28 22:46 | 軽めの話題

日本人の見られ方

ここ数年、日本企業の中国進出が続いたこともあり
書店に行くと、関連書籍が溢れている。

ほとんどの本が、日本人からの視点で書かれたものだが
逆に現地日系企業に勤めている中国人視点からのものは、まだないようだ。

中国で働いてている日本人駐在員は、一体現地スタッフからどう見られているのか。


中国人スタッフから見た日本人、というインタビューがある。
それによるとこうだ。

ポジティブな評価
・会社への忠誠心が強く、貢献する意識が高い
・集団意識が強く、集団のために個を犠牲にすることを厭わない
・仕事に対して完璧さを求め、すべてを計画的に進める
・仕事に個人感情をはさまず、互いの私事を聞かない


一方、ネガティブな評価として
・男尊女卑、好色、酒と女に耽る
・抑圧的、二重人格であり、融通が利かず、自ら反省する意識が弱い
・仕事の進め方が杓子定規、上司に服従ばかりして、愚直なほどの忠誠心
・男性は家族を重んじず、老人を尊重しない

などがある。

この結果、なかなか本質を突いている思う。
現地の従業員から面従腹背されていないか。


エクセレントカンパニーへの道のり。
道はまだまだ険しいようだ。
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by tatsuostyle | 2007-03-27 23:28 | ビジネス

Distance

先週に比べて明らかに暖かくなってきた。
あと数日で、1年の雌伏を終えた桜もその芽を開かせるだろう。


この時期になると
宇多田ヒカルの"Distance"という曲がいつも頭によぎる。

この曲は恋愛をテーマにしているものの、
Distance ・・・ "距離"という言葉が
いつも私の心に響き残り、とある人物が脳裏に浮かぶ。


彼との差。

それは入社してから
今も、私のモチベーションの源泉になっている。


かつて
鬱病になりそうになったとき、
やる気が全く切れたとき、
やつを思い浮かべれば、自らを奮い立たすことができた。
心の奥底にあるたいまつ、それを燃やすことができた。


しかし、今もって
なかなかその差が縮まらない。



フィジカルの距離

メンタルの距離


どれもこれもまだ、
お前のいるところまで届きそうにない



腐りかける心に一筋の明かりを

ともし火が消えそうな脆弱な気持ちに、大いなる業火を


まだだ
まだ負けを認めるわけにはいかない


必ずや
追いつき追い越して見せようぞ
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by tatsuostyle | 2007-03-26 23:58 | 軽めの話題

ペーパーワーク

毎年この時期、期末が近付くと代理店と
費用清算がらみの手間が増えてくる。

特にここ数年は
コンプライアンス順守やら日本版SOX法への対応やらで
提出する書類がどんどん増えて、非常に煩らわしくなってきた。

販促活動、宣伝内容の実施証明をするための書類を添付して経理に提出する。

たったこれだけの、至極簡単なことをするだけなのに
国を跨いで行うと、やたら不備が多く、時間がかかる。

何をも生み出さない活動。
何ら価値が発生しない処理的な活動。

仕事をしていて、むなしさを覚えるひとときだ。


10年くらい前の企業活動では
法令遵守やガバナンスやら、今ほど騒がれていなかったはず。
全く不正がなかったのか、それとも単にばれていなかっただけなのか。



なんにせよ
あと1週間で今期は終わり、一つの区切りがつく。


落ち着く間もなく、次のステージは始まる。
来期はどんなドラマが待ち受けているのか。
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by tatsuostyle | 2007-03-25 19:12 | ビジネス

あれから1年

08年度に入社する新卒学生の就職活動がいよいよ本格化してきた。
今年の内々定出しのピークは4月の第1週と、私の知る限り、今までで最も早い。

もっとも、これは平均であるから
金融やマスコミ関係は、さらに例年より早く、3月中旬くらいに内々定を
出しているのかもしれない。

学生は超売り手市場ということもあって、例年にないくらい
企業は人材確保が大変になるだろう。

超売り手市場であるものの、
決して、今年の学生が特別に優秀ではなくて、団塊の世代の退場と
少子化による若手人材不足という時代の流れによるもので
学生もあまり自分の実力だと勘違いしないといいのだが。。。



今日参加したリクルーター研修で、来月に入社する学生とばったり会った。

昨年、何回か面接対策をフォローアップしたコで、
最初はかなり荒削りだったものの、短期間に驚くほど成長を
遂げ、遂には本選考も通過し、縁あって4月から一緒の会社で
働くことになる。成長の過程を知っているだけに、改めて感慨深いものがあった。

希望に満ち、入社式を待ち望んでいることが、短時間の会話でも伺えた。

人間は、たった1年で劇的に成長を遂げる。


彼女も、学生から社会人になることで、世界観が一気に広がることだろう。

半年後、どんな仕事振りをしているのか。楽しみが一つ増えた。



ようこそ、社会人ワールドへ。

そして、ニッポンを面白くしていこうではないか!
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by tatsuostyle | 2007-03-20 23:56 | ビジネス

MBA生 Japan visit tour

香港某大学のMBA生が大挙来日して自社の企業訪問に来ることになり、
そのうちの1日をアテンドした。

ご一行は教授を含め総勢30名。香港の世相を反映してか、
なんとメンバーの8割が女性である。

年齢は20代後半から30代半ば位であり、皆企業で働きながら学んでいるとのこと。

金融、通信、小売業と幅広い業種から受講していて
それぞれ社内でも高いポジションについているようだ。


香港は、GDPの8割近くをサービス業で稼いでいることもあり、
元々製造業があまりない。

そのせいか、工場見学をした際、
工場長に対する質疑応答も、

"日本でものづくりして、そもそも儲かるのですか"

"この製造ラインナップで、利益は出せるのですか"

"製造ラインの人はどうやって採用するのですか。不足しませんか"

など、単刀直入に聞いてくる。

制限時間一杯まで、質問は続出。際どい質問も飛び出し、
工場長も思わず
"それはノーコメントということで・・・"と苦笑いしきりだった。


2割しかいいない男性学生は、女性陣の迫力に圧されてか、
とかく、存在感が薄かった・・・

工場を2箇所見学した後、夕刻であったが
女性らは返す刀でショッピングハンターと化し
自由行動でそれぞれ街へ散った・・・ 豊富なバジェットとともに。


一方、疲れてホテルに戻る男子学生。
オイオイ!



香港の男性は家でも、
そして会社でも、
香港女性のパワーに抗う術はないだろう・・・
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by tatsuostyle | 2007-03-14 23:59 | ビジネス

近そうでまだ遠い大阪

通勤時に、最寄り駅から沢山の袴姿の女性が駅から溢れ出てくる。
色とりどりの着物。。。
どうやら近くにある専門学校の卒業式のようだ。

一方、最近は平日、週末問わず
街中でリクルートスーツを着た学生を沢山見掛ける。
カフェに入ると学生軍団に占拠されていることがままある。
皆一心不乱に履歴書を直している。次の面接も迫っているだろう。

環境が変わる、人が去る・・・3月はそういう季節。
新しいステージに向け、誰しもが、居心地のよかった場所から訣別をせねばならない。



最近、
よくラジオでドリカムの"大阪Lover"という曲が流れてくる。

ケツメイシの"桜"を思わせる、なかなかいい曲だ。

私は社会人になって異動で初めて東京から大阪へ来て住んでいる口なので
曲中の東京在住と想われる女の子が大阪にいる彼氏を想う気持ちが
なんとなく共感できる。
大阪弁を頑張ってマスターしよう、という詩もいじらしい。


この曲を聴いて、ふと、
同期の女性で同じく東京から大阪へ異動し、わずか半年で辞めたコを思い出す。

彼女は帰国子女であり、海外営業を熱望をしていた。

会社を辞めた理由は、

"大阪の環境がどうしても馴染めない。もう無理。"

おいおい。
大阪も東京も同じ日本だぞ。
果たしてそれで海外にうって出て、価値観が全く異なる人間と商売できるのか・・・


上記は、極端な例と思われるかもしれないが、
私の周辺で東京から来て大阪に溶け込めない女性を何人か知っている。

東京の人間にとって、大阪の間合いに入っていく、またそのテンションに
ついて伍していくのは、容易ならざる、何かがあるようだ。



"近そうで、まだ遠い大阪~"

"恋しくて憎らしい大阪~♪"

遠距離恋愛のカップルもいいが
新社会人として、異動で東京から大阪に来て試練を受ける
社会人に捧げたい歌である。
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by tatsuostyle | 2007-03-12 23:59 | 軽めの話題