中華ビジネスをより面白く、ニッポンをより熱く。家電メーカー営業マンが取り組む香港ビジネス奮闘記です。


by tatsuostyle
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<   2006年 08月 ( 6 )   > この月の画像一覧

ペルーへの道5

標高3700M地帯にあるクスコは
夜になると一気に冷え込む。

真冬のような寒さの中、早朝、駅に向かい、
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マチュピチュ行きのペルー鉄道に搭乗した。

ペルー鉄道は山岳地帯を走る列車として有名だが
今年、中国のチベットで西蔵鉄道が開通し、
最も標高エリアの高い鉄道という冠は譲ることになった。

ちなみに北京始発ラサ終点の西蔵鉄道は
標高5,000M地帯を走るという。文字通りギネス級の線路だ。
先日、搭乗客が高山病で急死したというニュースを聞いた。
乗客は75歳の老人で糖尿病と心臓に持病を抱えて覚悟の
乗車だったから、大往生であっただろう。

やはり、若いうちに行くしかあるまい。。。

マチュピチュに向かう途中、
列車は一般住宅の路地裏を走り、リャマやアルパカが
放牧されているのどかな田園風景を駆け抜け、
天を覆わんばかりのアンデス山脈の渓谷を次々と
経過していく。
遠くに見える5000M級の山頂は美しい雪化粧が施されて
いた。

途中、
停車駅で、窓の下から地元の売り子がとうもろこしや
特産品を販売してくる。窓からの価格ネゴの応酬。

これぞ、世界の車窓である。

4時間の乗車を経て、遂にマチュピチュ駅に到着。

さぁ
どんな驚きが待っているのか。。

つづく
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by tatsuostyle | 2006-08-30 23:46 | 軽めの話題

ペルーへの道4

クスコに到着し、機内から空港へ足を踏み入れたとたん、
五臓六腑がずしりと、
重くなるのを確かに感じることができた。


高山病とは、その名の通り
平地から標高の高い所へ一気に移動する際、
酸素の薄さから起因する症状で、頭痛や動悸、めまい、
吐き気が伴う。

健康優良児を自認する自身も、
大いなる自然環境に打ち勝てるはずもなく、
思い通りにならない肉体と精神の間で地団駄するしかない。
c0049200_871532.jpg


郊外にある、インカ帝国の城塞へ上る坂では
普段の倍はあるかと思われる負荷を感じながら
ひぃひぃ登る。

頂から見下ろしたクスコの全景は
悠久の時を感じさせ、筆舌し難いものがあった。。。


当然だがここ、クスコが首都であった
インカ帝国の歴史は神話ではない。

11世紀末に、現在の南米中部アンデス地域に
インカ族が姿を現し、15世紀には一大文明を築いた。

しかし1532年、スペイン人、フランシスコ・ピサロの
巧妙な策略でインカ皇帝は拿捕され、屈辱的な
扱いをした上、莫大な黄金を巻き上げ、そして・・
処刑した。そして、同時にインカ帝国はここで終焉を
迎えた。


以後、19世紀初頭まで、ペルーはスペインの植民地として
徹底的に弾圧され、搾取をされ続けることになる・・・

現在、ペルーの人口構成は
インディヘナ(先住民)45%
メスティソ(先住民とスペイン人の混血)37%
ヨーロッパ系 15%
その他    3%

とされている。

今回の旅では、
数多くのインディヘナとの触れ合いがあったが、
それは後々紹介していたい。


クスコでの観光を終え、一泊した後
翌日、幻の空中都市、マチュピチュ遺跡に向かった。

さぁ
旅のボルテージは早くも最高潮を迎える。


つづく
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by tatsuostyle | 2006-08-29 22:11 | 軽めの話題

ペルーへの道3

深夜に旅客機は無事、リマ国際空港に到着した。
よく言われるように、空港はその国の表玄関であり、
品位を表す。

リマ国際空港は事前の想像とは異なり、新築間もないのか、
非常に新しく、かつモダンな建築物であった。

黄色を基調とし、間接照明をも多様したその空港は
コンパクトな造りで、華美な修飾は省かれており、
さながら米国系機能ホテルのような様相を呈していた。


イミグレを通過し、ターンテーブルで荷物をピックアップして、
空港の外へ。刹那、ひんやりとした空気が身を包んだ。

気温はおよそ10度程度であろうか、日本の晩秋を思わせる
心地のよい冷気である。

さっそく、
到着客を拾っていこうと、大挙して待ち受けているタクシーの
運ちゃんがまくしたてる、スペイン語の洗礼を受けた。

この喧騒と賑々しさ・・・
海外の地に飛び込んだことを実感する瞬間だ。


一般的に、南米ではスペイン語ができれば、ほとんど
問題なく周遊することができる。

中世のいわゆる大航海時代以降、アメリカ大陸は
欧州各国家の草刈場となり、以降200年近く植民地化
されていた経由がある。

スペインの進出はとりわけ貪欲で
16世紀には、現在のペルー、チリ、エクアドル、
コロンビア、ベネズエラ、メキシコ、アメリカの
西海岸から中部までを支配してた強国である。

現在、南米にて
標準語とされているスペイン語は、つまり支配者が強制した言語である。
なお、先住民にはケチュア語という言葉があり、
今も使用されているが、基本はスペイン語だ。


今回の旅では、幾度なく
かつての宗主国であるスペインが残した軌跡、爪痕を
様々な場面で知ることになる。


到着日はリマで一泊し、翌日、かつてインカ帝国の首都であった
クスコへ空路で向かった。


標高3700m地帯にあるこの都市に、着陸し
飛行機から出た瞬間、脳が酔ったような、不思議な
感覚に襲われた。

そう、高山病である。


以後数日、高山病のさまざまな症状に苦しめられることに
なる。。。


つづく
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by tatsuostyle | 2006-08-28 00:11 | 軽めの話題

ペルーへの道2

アメリカで一泊した後、ロスからリマへ、ランチリ航空で向かった。

エコノミーの席であったが、外人向けの設計なのか、
前後左右、座席間隔にゆとりがあり、明らかに日系の航空会社と異なっている。
これなら隣へ巨漢に座られても大丈夫だ。
機体も新しく、実に快適そのものであった。

J社よ、見習って欲しいぞ。


南米は自身、5大陸のうち、唯一未訪問の地である。
一般的に南米は、どこかカオス的で、政治が混迷していて
治安がよくない、というイメージが先行しがちである。

事実、今回訪れるペルーは過去にもテロによる日本人殺害事件や
96年に起きた日本大使公邸での武装グループによる人質立てこもり事件など
重大事件が過去に発生している。

また、最近は首絞め強盗についての注意勧告も出ている。
首絞め強盗はその名の通り、背後から近づき、一気に首を腕で締め上げる
もので、なんと5秒で失神に至るという。恐ろしい・・・


一方ペルーは、日系人のアルベルト・フジモリ氏がかつて大統領となった国である。


機中、隣に座っているビジネスマンと会話する機会があった。
ペルーを皮切りに南米5カ国を10日ほどかけて回るという。

彼曰く、ペルーもGoodだが、お勧めはコロンビア(!)で、むしろ最近は
ブラジルが結構物騒だという。
なんとも想像し難いのだが、南米に精通しているらしいその表情からは、
私の知らない世界や修羅場をくぐり抜けた、経験値のようなものが伺える。


私も、ゆくゆくはかくありたいものである。


8時間のフライトを終え、いよいよリマに到着した。
南半球のため、現地は冬である。


さあ ついに南米冒険の始まりだ。


つづく
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by tatsuostyle | 2006-08-27 09:26 | 軽めの話題

ペルーへの道

毎年恒例の、新たな価値観を探求する旅に出た。

今回は南米、ペルーを目的地とした。


南米へは日本から直通便がないため、アメリカを経由していくことになる。
ルートは多々あると思うが、今回ロサンゼルス経由でのリマ着となった。

関空~ロサンゼルス 11時間
ロサンゼルス~リマ   8時間
途中、空港での乗りつきに3時間程度を勘案すると、なかなか
ハードな移動時間である。南米が地球の裏側であることを実感する瞬間だ。

ところが、
今回出発数日前に英国航空機テロ未遂事件がおきた。
12機を同時に乗っ取って自爆テロを仕掛けようとするもので、実現していたら
世界経済がパニックに陥っていただろう。
まさに危機一発であった。

アメリカ当局の意向を受け、アメリカ着便も厳しい持込制限を受けることになった。
ジェルや液体系の持ち物は一切機内持ち込み禁止ということで
ペットボトルや化粧品の類は一切NGだ。むろんコンタクトの洗浄液も。

アメリカ着はまだましな方で、ロンドン発はi-podや携帯電話、ノートパソコンも
不可だから、かなり不便であろう。

多少の不便を引き換えに、安全を確保できるのであれば、致し方あるまい。
それにしても、憎きはテロリストよ。



アメリカへは今回三回目の訪問となるが、事件直後ということもありイミグレでは
いつもよりかなり多くの質問を受けた。そして恒例の両人差し指の指紋スキャンと
顔写真撮影。これが当局にストックされてるというのだから、究極の
個人情報というものよ。。


私の乗った飛行機は出発が大幅に遅延したこともあって
ロスでの一泊を余儀なくされた。

せっかくなのでサンタモニカやチャイニーズシアターなど、ベタな観光地を
訪れる。


しかし・・・いつも思うのだが、アメリカ人はなぜこんなに肥えているのだろう。

3人に1人の割合でスーパーサイズの肥満だ。
日本ではメタボリック症候群が健康問題として盛んに報道されているが
それを軽く吹き飛ばすような、強者ばかり。


さわやかな西海岸の風の中、
あり得ない巨体を揺すらせ、悦の表情で海岸通りを
上半身裸でランニングするアメリカ人をみながら、ロハス発祥の地を
思いしのぶであった。




つづく
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by tatsuostyle | 2006-08-26 11:56 | 軽めの話題

航空会社のサービス

先週香港出張の際、
台風が近づいていることもあり、出張者が帰れなかったり、
飛行機が大幅に遅延したりと、てんやわんやの騒ぎがあった。

会社や学校が休業する警報シグナル8までは達しなかったものの、
シグナル3で移動中に持っている傘がぼきりと折れ曲がるくらいだから
なかなか強力な台風であった。

今回、
日本に帰国する便で、
運よくアップグレートの恩恵があり、ビジネス席に座ることができた。
私は普段日系のJ社を使う。昨年、結構世間をお騒がせした例の会社だ。

ビジネスに座ってみたものの、
私の席は音楽や映画などのエンターテイメントプログラムを
楽しむことができなかった。どうやら機械が故障しているらしい。
そして私の両隣の席も同様であった。

食事の後、CAにお願いして機械が動く席を探してもらい、
案内された席へ移動した。

そして・・・

紹介された席は
またもプログラムを見ることができない席であった。


結局、再度頼んで席を移動したのだが、
世間で言われているようなサービスの質の低下を確かに実感することができた。

私はもともと偶然アップグレードされたので
あまり文句はくちゃくちゃ言うつもりはないのだが、
普段、高い料金で乗っている乗客にとってこの有様では客離れも進むのは
必然だ。


日本ー香港程度の便であれば
移動時間も3-4時間位なので、まだ我慢できるが
ハワイ便とかタイ便など長時間かかる便で、機器が故障した席に
座らせて客にどうしろというのだろう。
はじめからTVがなくて、その分チケット代安くしてもらった方がありがたいのですが。

飛行機が発つ前に、機器のメンテナンスはしてしかるべきなのに、
果たして器具の不具合は放置されたままなのか、修理不能なのか・・・


またCAも自ら確認もせず、ただ空いている席があったので
そこへ案内しているのがモロバレであった。

社会人が仕事で客先に初歩的なミスしたらめちゃ怒られるし、
下手したら出入り禁止されることもある。もっとプロ意識持って欲しかったなぁ。。

頼んだ飲み物も忘れることが結構あるJ社。


お願いします
腐ってもナショナルフラッグを背負っているのだから。
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by tatsuostyle | 2006-08-06 21:38 | ビジネス