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中華ビジネスをより面白く、ニッポンをより熱く。家電メーカー営業マンが取り組む香港ビジネス奮闘記です。


by tatsuostyle
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新入社員と

昨年のリクルーター活動で内々定取得までのフォローアップを行ってから1年。
当時担当し、今年4月に入社した社員たちと懇談会を行った。

まだ学生の面影を残すものの、早いものでもう社会人である。


皆それぞれ配属先は決まっているが、ほとんどがまだ研修中で
うち一人は既に職場に配属されている。

今の会社は事業フィールドが広いので、入社して同じ部門で一緒に働く
確率は低い。

当然だが、まだ本格的に職場で実務を担っていない彼らは
自分がどんな仕事を担当するのか、期待しつつも、若干心配気であった。



懇談で

"絶対に社内恋愛を経験してみたい!"

"もう入社の同期同士で4組付き合っているカップルがいる"

"社会人コンパはどれくらいの頻度でやるんですか?"

など、なかなか微笑ましいトピックが多かった。


これからの道を形成するもの。それは貴方たちの想いによってである。
ぜひ、真っ白いキャンパスに自分の人生をカラフルに彩ってほしい。



懇談の後半、昨年同じリクルーターチームであった社員が駆けつけてきた。
急遽、週末からチェコ出張が入り、その準備で釘付けになってしまって
なかなか事務所を出られなかったようだ。


昨年、彼を加えた3人でリクルーターチームを組んでいた。
もう一人のメンバーである女性社員はちょうど出産が重なり、
残念ながら参加できなかった。
彼女は間もなく母となるだろう。



懇談は大いに盛り上がり、二次会終了後、終電に駆け込む新入社員たちを
2人で見送った。


"1年は本当に早いなぁ。彼らももう社会人か・・・"

"正直、まだピンとこないね。"



そんな話をしながら彼を送りにタクシー乗り場へ向かう。


"今度、モスクワに赴任することになるよ"

"おおっ!ロシアか!"

彼は入社した際、ロシアトレーニーとして既に現地を経験している。
当時はBRICsという言葉などなかったが、近年は消費市場としての
存在感はますます高まっている。

日本の自動車メーカーTOP3も現地生産を進めるなど、
世界でもホットな市場であることは間違いない。


あれから1年。

当時の学生も、同じチームだったメンバーも確実に大きな変化が
訪れている。


自分はそれ以上の成長が出来ているのか・・・?


家路に向かう途中にあるカラオケボックスを経過した時。
懐かしの H jungle with T の歌が流れていた。


"ほんのひと時でも

自分がどれだけやったか 

窓に映っている素顔を褒めろ"


まだ

まだまだだ


こみ上げてくる焦燥感を噛み殺し、家路に向かった。
by tatsuostyle | 2007-06-23 23:56 | ビジネス