五月のタイ 4
2007年 05月 26日
タイでの商品会議は、一部ペンディング事項を残しながらも、
大きな紛糾なく無事終わった。
夜、会議の出席メンバーと現地社員を交えた夕食会に参加した。
会食の半ば頃、ダンサーによるタイ舞踊が終わったあたりで、
席移動が始まったので、私は年齢が近い現地タイ社員と立ち飲みしながら
懇談をする。
彼は名前がタイ風であったが、顔たちがどことなく日本人に近い。
話を聞いてみると、華僑の三世とのこと。
タイも、マレーシア同様、華僑が多い。
移民で来て二,三代目ともなると、名前はすっかりローカライズされるようだ。
前首相のタクシンも華僑であるから、経済のみならず、政界にも着々と
進出しているようだ。
彼も、他の多くの華僑がそうであるように、
父が事業をしている。そして、いつかはそれを継承するときに向け
いろいろな企業で社会経験を積んでいるとのこと。
日系企業は二社目で、
前は部品商社に勤めていたが、業績不振による本社のリストラがあって
タイ拠点は撤退となり、今の会社に転職したそうだ。
タイは平和な国というイメージがあるが、欧米諸国が迎えているように
テロの脅威はここにも存在する。
事実、今年元旦に首都バンコクで爆弾テロが起きているし、
タイ南部では今もイスラム過激派と衝突が起きていて、
学校が襲撃され、教師が何人も殺害されているという。
彼はオープンに
タイの政治体制の問題や、宗教など、いろいろ興味深い話をしてくれた。
恐らく、
彼は3年後、今の会社に留まっていないだろう。
いつかどこかで、
新たな投資機会で、彼と再び巡りあえたら面白いだろうな・・・
そう思った五月のタイの夜であった。
大きな紛糾なく無事終わった。
夜、会議の出席メンバーと現地社員を交えた夕食会に参加した。
会食の半ば頃、ダンサーによるタイ舞踊が終わったあたりで、
席移動が始まったので、私は年齢が近い現地タイ社員と立ち飲みしながら
懇談をする。
彼は名前がタイ風であったが、顔たちがどことなく日本人に近い。
話を聞いてみると、華僑の三世とのこと。
タイも、マレーシア同様、華僑が多い。
移民で来て二,三代目ともなると、名前はすっかりローカライズされるようだ。
前首相のタクシンも華僑であるから、経済のみならず、政界にも着々と
進出しているようだ。
彼も、他の多くの華僑がそうであるように、
父が事業をしている。そして、いつかはそれを継承するときに向け
いろいろな企業で社会経験を積んでいるとのこと。
日系企業は二社目で、
前は部品商社に勤めていたが、業績不振による本社のリストラがあって
タイ拠点は撤退となり、今の会社に転職したそうだ。
タイは平和な国というイメージがあるが、欧米諸国が迎えているように
テロの脅威はここにも存在する。
事実、今年元旦に首都バンコクで爆弾テロが起きているし、
タイ南部では今もイスラム過激派と衝突が起きていて、
学校が襲撃され、教師が何人も殺害されているという。
彼はオープンに
タイの政治体制の問題や、宗教など、いろいろ興味深い話をしてくれた。
恐らく、
彼は3年後、今の会社に留まっていないだろう。
いつかどこかで、
新たな投資機会で、彼と再び巡りあえたら面白いだろうな・・・
そう思った五月のタイの夜であった。
by tatsuostyle
| 2007-05-26 23:30
| ビジネス