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中華ビジネスをより面白く、ニッポンをより熱く。家電メーカー営業マンが取り組む香港ビジネス奮闘記です。


by tatsuostyle
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天神の夜

新幹線の最終便までの1時間半。
限られた時間だが、大学時代の同期が2人、博多で仕事をしていて
久々の再会を果たす。


一人は既に6年住み、もう一人は昨年9月に来たばかりだ。


私達は大学時代、"ラクロス"というスポーツをやっていた。


ラクロス・・・・
一般的にあまりなじみのないスポーツであろう。


時々、
「俺は知ってるぜ、棒みたいなものを持って、スカートはいてやるやつだろう!?」

それは・・・
女子ラクロスである。


同じラクロスでも、男子と女子はプレイスタイルが全く異なる。


男子ラクロスは簡単に言うと、地上版のアイスホッケーである。
プレイヤーは、ヘルメット、ショルダー、エルボー、グローブを
装着し、先端が網状になったスティックを持つ。

圧縮ゴムのボールを使用し、空中でパス交換をしながら、ゴールへめがけて
シュートをする。

ボールを持つプレイヤーには、アイスホッケーと同じようにスティックや、ボディーを
使ったチャージを行ってよい。


年に数回、シュートが外れてグランドの外にいたギャラリーの顔面に
圧縮ボールが当たり、鼻骨や歯が折れる事件も起きている。

至近距離でのシュートをディフェンスやゴーリー(キーパーのこと)は
体を張って防がねばならない。

怪我もよく起きる。

大学時代、何故そのようなスポーツを選んだかというと
一つは当たり前なスポーツではなく、変わったものをやりたかったこと。

そして、当時勧誘してきた先輩が

「一緒に、日本代表を目指さないか?」という言葉に痺れて入った。

アメリカのインディアンが発祥とするこのスポーツは
ワールドカップもあり、世界ではアメリカやオーストラリアが強豪国である。



今、目の前にいる友人は昨年、死の淵にいた。

社会人としてクラブチームでプレイをしていたが、試合中、
相手の強烈なタックルを喰らい、頭からもんどり打って転倒。


病院へ運ばれ、出てきた診断は・・・クモ膜下出血。



再会を交わし、乾杯の後
ついに、彼の口から、当時の様子が生々しく語られ始めた。



つづく
by tatsuostyle | 2007-02-03 09:45 | 軽めの話題