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中華ビジネスをより面白く、ニッポンをより熱く。家電メーカー営業マンが取り組む香港ビジネス奮闘記です。


by tatsuostyle
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北京からのグリーディングカード

北京に駐在している同期から、クリスマスと新年の挨拶を兼ねた
グリーディングカードが郵送で届いた。

既に現地に赴いて2年目。
北京市民とほぼ変わらない、北京訛の中国語を話す彼は
今や完全に現地に溶け込んでいる。


彼とは入社時での新人教育期間、同じグループになった他、
中国語の研修でも一緒だった間柄である。


私を含め、中国語の研修メンバーは6名いた。
男性4名、女性2名という構成だ。

1年目の夏、2人は台湾、4人は中国北京へ2ヶ月の研修へ送り込まれた。


私と一緒に台湾へ行った男は、1年目に会社を去った。

一時期、やりとりをしていたが、
今はベンチャービジネス関連で役員をやっているといううわさだ。

残り二人の男性のうち、一人は
冒頭の中国北京に駐在している男で、
もう一人は
上海での2年間の赴任を終え、来年はアメリカでMBA留学をする。


女性の2人は既に会社を去っている。
一人はベンチャー企業へ転進後、結婚して中国の深センに住んでいる。

もう一人は外資系の、マーケティングで有名な日用品の会社へ転職、
彼女もこの間、結婚した。旦那の商売は鉄鋼商社マンというのだから
仕事で中国とは深い関連だろう。


私達はそれぞればらばらの環境にいるが
2年前くらいまでは、年に一回集まっては近況報告を兼ねた飲み会をするが
こうも、所在地がそれぞれ離れていると集合自体が難しくなっているので
近頃はもっぱらメールでの連絡のみとなる。


私達は入社した時は
皆同じ場所で働き、同じ釜の飯を食い、同じ杯をかっくらっていた。


一人一人、皆等しく同じ"時間"を与えられているが、
あの時の私達は既にいない。


入社時に誓い合った熱い夢と野望。

進む道は違えど、いつかシンクロするときがくることを
私は信じている。



グリーディングカードの最後に、
同じく会社を去り、北京で現地就職した同期のことが触れられていた。

どうやら彼も
水をえた魚のごとく、北京の外資系企業でばりばり働いているようだ。





同じ時代に
皆と出会えたことに感謝します。

貴方たちの近況、風の便り、歩んでいる道・・・

その一つ一つが
自身の心の中の火に、薪を注ぐかのごとく
勇気を与えてくれます。

今は、与えられっぱなしなので・・・

いつか、

いつか

私が皆に光を注ぐ、太陽でありたい。
by tatsuostyle | 2006-12-26 13:49 | ビジネス